Yuya Hashizume

橋爪悠也は1983年岡山県生まれ、現在は東京を拠点に活動。独学で制作を始め、単色で彩られた地を背景に、一粒の涙が目から零れ落ちる瞬間を日本の戦後に築かれた大衆文化、特にマンガの描画方法を踏まえつつ表現した作品「eye water」シリーズで注目を集める。SNSを中心とした情報公開・交換のシステムによって、より一層強調されるに至ったオリジナリティの不在性、またそれらによってもたらされる新たな社会環境の中で、いかにして完成度の高い虚構を作り上げ、オリジナルとの間のズレを生み出すかというアイデアが制作背景に垣間見られる。2016年以降、東京や岡山を中心に自主企画の展覧会を重ね、また、ロンドン、香港、ソウルなど、国外においても精力的な活動を展開している。

近年の主な展覧会に「eyewater -everybody feels the same-」(Yutaka Kikutake Gallery、東京、 2022年)、「eyewater」(SPIRAL、東京、2022年)、「eyewater Taipei」「「eyewater Tainan」(Soka Art Center, 台北、台南、2022年)、「eyewater Shanghai」(XU GALLERY、上海、2021年)、「GRAVITY POINT」(Yutaka Kikutake Gallery、2021年)、「eyewater Seoul 01&02」(gallery young、ソウル、2020年)、「THISone」 (yeanstore、岡山、日本、2019年) など。

 

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